【食育】春は肝臓の弱りに注意。おすすめの食材は?

気候も暖かくなり、桜や木々も芽吹きはじめる春の時期・・・
わたしたち人間も自然界の生き物ですので、

当然、季節の影響も強く受けます。

春になると

・頭がぼ~とする。
・なんかイライラする。

・鼻水、目のかゆみがすごい。

なんてこと、ありませんか?
わたしアッコも幸い花粉症ではありませんが、

春になるとなんだか頭がぼ~としがちです。

でもね。

それにはちゃんとした理由があるのです。

東洋医学の観点から、
春は、冬に溜め込んだエネルギーを発散していく季節です。
老廃物を解毒します。

そのため、「肝臓・胆のう」に負担がかかります。

 

肝臓は、血液を貯蔵して必要なところへ分配したり、
自律神経のバランスをとって精神を安定させたりする働きがあるので、
春の時期、解毒のためにその働きが過剰になると・・・・
肝臓に貯蔵されるべき血液が、春の陽気の上昇と共に、
上半身に停滞するのですね。

 

そうすると、
心身のバランスが崩れて
・頭がぼ~とする。
・イライラする。
・鼻水、目がかゆい。
などが起こったりします。
(あれ?いわゆる花粉症・・・??)

 

一方で、
春の時期は新陳代謝も活発になり「やる気」も沸いてきます。
新しいことをしたくなるのも春の時期だったりしますよね。

 

そして、
この時期に動かずにいると、発散できない気が上半身に停滞し、
いわゆる風邪症状のようなものが出てきてしまいます。

 

ただでさえ解毒のために肝臓に負担がかかるのに加えて、
頭がぼ~とするからと動かないでいたりすると・・・
ますます症状は辛くなってしまいそうです(泣

 

~~~~~~~~~
さて、本題です。

 

こういった春の症状は、苦味・酸味のある食材を摂ることで、
高ぶった気を抑えることができます。

 

春に旬を迎える食材も苦味・酸味をもつものが多いです。

 

【苦味の食材】
・たけのこ、ふき、よもぎ、菜の花、せりなど。
~苦味があり、解毒作用に優れ、肝臓の働きを助けてくれます~

 

【酸味の食材】
いよかん、はっさく、ネーブル、甘夏など

 

食卓に旬の食材を取り入れるだけでも食養生になりますね。

春は、苦味・酸味をキーワードに

食卓に取り入れてみてください♪

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